2006年12月6日〜7日

@京都芸術劇場春秋座ホワイエ





今冬、野蛮作発動
これを観て、初恋に浸り、嘲笑え!それを恥と知れ!
新たな才能に苦悩せよ!!
本作は、偉そうな事言って気を引きたい
初恋気分で構成されております!(チラシより)

[公演後記]
たしか、村上さんの卒業制作公演の企画が空中分解した直後のことです。
「それでも、ボクはワタシはアナタといっしょに、お芝居をつくりたいです。」と、言ったか言わなかったかはさておき。あつまったメンバーでの劇場ホワイエ乗っ取り大作戦。板の上だけが舞台じゃねぇよ「ここでやる」と言ったらここでやるんよ。恨みも辛みも初恋も欲望もまとめてぶちかましたラストは『祝・公演』の横断幕を掲げての大合唱。芝居は卒業だから仕方なくやるもんじゃない、そんなんじゃない。今ここで、やりたい奴らとやりたいことをするんじゃ。報われなかった思いと物語、成仏できたでしょうか。
過去と現在・現実とパラレルワールドが交錯しまくりのハイスピードなストーリー展開と、夢のように鮮やかな舞台美術。代表作と呼びたい作品のひとつです。(稲森)